父親は親権を取れる?取るためにやるべきことや取れない場合の対処法

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父親だけど、

■ 離婚後も子供と一緒に暮らしたい
■ 親権を取れる?
■ 親権を取るにはどうすればいい?
■ 取れない場合はどうすればいい?

この記事は上記のような疑問、お悩みにお応えする内容となっています。

「父親は親権を獲得するのが難しい・・」。中にはそんな話を耳にした方もおられると思います。

確かに、後述するように、現実的には母親有利であることは間違いありませんが、決して諦める必要はありません。

この記事では、父親が親権を獲得するために今からやっておくべきことについて詳しく解説します。ぜひ最後までお読みいただき、今後の参考にしていただければと思います。

親権とは

親権とは、親が未成年者の子供(※)に対して監護・教育を行ったり、子供の財産を管理するための権利及び義務のことです。子供は判断能力が未熟であることから、その子供の利益を守るためにあるのが親権です。

監護・教育を行う権利義務のことを「(身上)監護権」、子供の財産を管理する権利義務のことを「財産管理権」といいます。

子供と一緒に生活できるのは監護権を獲得した親の方です。そのため、通常は、親権を獲得すれば子供と一緒に生活できます。ただ、親権から監護権を分離し、監護権を一方の親に与えることも可能です。

 

親権の決め方

親権は、話し合い➡調停or審判➡裁判という流れで決めます。

親権を決めるにあたっては

■ 現在の監護状況
■ 監護実績
■ 子供への愛情
■ 監護意欲
■ 監護の継続性
■ 子供の年齢、意思
■ 周囲の理解、協力

などの諸事情を考慮して決める必要があります。

 

父親は親権獲得では不利

父親が親権獲得で不利な理由は、親権を決めるにあたっては「いずれの親に親権を持たせることが子供の利益になるのか?」という観点から判断されるからです。

そして、通常、父親よりも母親の方が子育てに深く関与しており、子供のことを理解していて、子供との意思疎通もとれている。だから、離婚後も、母親に親権を持たせた方が子供の利益になると判断されやすいのです。

実際、近年は離婚した夫婦の約8割で、母親が親権を獲得しています。

 

父親が親権を獲得するためにやるべきこと

親権獲得において父親が不利とはいえ、諦める必要はありません。離婚(別居)前から対策をとっておけば、父親であっても親権を獲得できる可能性はあります。

以下では、父親が親権を獲得するために、離婚(別居)前からやっておくべきことをご紹介します。

妻に子供を連れ去られるようなことはしない

前述のとおり、親権を決める上では「現在の監護状況」が最も重要視されます。そのため、妻が「これ以上夫と生活できない」と思って子供を連れて別居すると、ますます父親に不利となります。ある日突然妻に家出された、という事態にならないよう、普段の妻に対する言動には細心の注意を払うべきです。

子育てに関わり、子供と意思疎通をとっておく

「監護実績」も重要な要素の一つです。そのため、同居中から、できる限り子育てに関わり、監護実績を作っておきましょう。また、調停や裁判になった場合に備えて、日記や写真、動画を使って、監護実績を証明できるようにしておきましょう

また、子供の年齢によっては子供の意向も考慮する必要があることから、普段から、子供とよく意思疎通をとっておくことも必要です。

子供と面会交流する

離婚するまでは子供と離れて暮らさないことが理想です。ただ、万が一、離れて暮らすことになった場合は子供と面会交流してください

面会交流は離れて暮らす親の権利ですし、子供のためでもあります。基本的に妻が拒否することはできません。条件面で折り合いがつかない場合は、調停(面会交流調停)を申し立てて調停で解決を図ることも可能です。

離婚後の養育環境を整える

多くの方が「離婚後も今の仕事を続けたい」とお考えのことでしょう。ただ、親権を希望する以上は、仕事と子育てを両立できる環境を整えていく必要があります。親族(親など)の協力が得られそうな場合ははやめに相談して、協力を要請しておきましょう。協力が得られそうにない場合は、職場の上司・同僚に相談し協力を得ながら、働き方から変えていく必要があります。

妻が親権者として不適任と疑わせる証拠を集めておく

妻が親権者として不適任と疑わせる事情とは

■ 児童虐待
■ 育児放棄
■ 不貞、不倫・浮気
■ お金の浪費

などです。

同居中にこれらの事情が疑われる場合は、日記や写真・動画などを活用して証拠を集めておきましょう。また、万が一、子供と離れて暮らすことになった場合でも安心はできません。子供との面会交流を怠らず、子供の異変に気づいた場合は、子供から聴き取った内容や子供の様子を日記につけておくとよいです。

親権を獲得できそうにない、できなかった場合の対処法

やるべきことをやったとしても、やはり妻に親権をもっていかれる場合はあります。そこで以下では、親権を獲得できそうにない、獲得できなかった、という場合の対処法について解説します。

離婚に合意しない

一つ目は、離婚に合意しないという方法です。

いくら妻から離婚を迫られても、あなたが離婚に合意しない以上、協議、調停、審判の段階では離婚は成立しません

また、裁判で離婚するには、妻側が裁判上の離婚理由を立証する必要がありますし、最終的な結論に出るまでにも時間や費用(弁護士費用、訴訟費用)がかかります。そのため、妻が裁判での離婚を諦めざるをえないケースが出てくることも十分に想定されます。

監護権の獲得を目指す

二つ目に、監護権の獲得を目指すという方法です。

前述のとおり、親権から監護権だけを分離させることができ、監護権を獲得できれば、子供と一緒に生活することは可能です。

もっとも、以前として、財産管理権は妻がもっています。そのため、たとえば、将来あなたが再婚し、子供と再婚相手との間で養子縁組を成立させる際は、(元)妻の同意が必要となります。つまり、離婚後も妻と連絡を取り合わなければなりません。

加えて、妻と意見が対立し、なかなか話が進展しない可能性があります。これでは、子供にとっても大変不幸ことです。

このように、親権から監護権を分離させることは子供に不利益が生じやすいことから、実務ではあまり選択される手段ではありません。

面会交流する

最後に、親権・監護権を諦めて面会交流するという方法です。面会交流は、離婚前はもちろん、離婚後も可能です。

親権を獲得することが難しそうな場合は、妻に面会交流したいことを申し出て、条件面についてよく話し合いましょう。条件面について合意できたら、後で言った言わないのトラブルとならないよう、合意内容を書面(合意書、離婚協議書、公正証書)に記載します。

話し合いできない、話がまとまらない場合は、調停(離婚前は「面会交流調停」or「(離婚前提の場合は)夫婦関係調整調停(離婚)」、離婚後は「面会交流調停」)を申し立て、調停手続きの中で条件面を取り決めることも可能です。

 

 

今回の内容は以上となります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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